
現地3月29日、シカゴ・カブスの今永昇太が敵地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発し、7回(91球)を投げて3安打4奪三振1失点の好投で今季初勝利を飾った。メジャー1年目の昨季はチームトップの15勝を挙げ、今月18日に東京ドームで行なわれたロサンゼルス・ドジャースとの開幕戦では先発マウンドを任されるほど今季はエースとしてフル回転が期待される日本人左腕に地元メディアの期待はすこぶる高い。
初回を無失点に抑えた今永は2回に1死満塁から内野ゴロの間に先制点を許したが、その後は走者を出しながらも速球や緩い変化球を駆使する粘りある投球で相手に得点を与えない。
味方打線が5回に逆転すると、その援護に応えるかのように左腕は快調なピッチング。7回にはスプリットでこの日4つ目となる三振を奪うなど、ダイヤモンドバックスを1点に抑えた。
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